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日本人は全身全霊でその技を使う。  パーシヴァル・ローエル(米國) 天文學者

極東の人(日本人のこと。彼はこう表現した)にとって、彼らの全存在を貫き、しみ込んでいるものが一つある。それは意識された思想内容というより、無意識な思考の型といった方が良いかもしれない。何故ならば、それは彼らの思想を形づくる或る一つの材料となるものではなく、彼らの全思想を形づくっているものなのだ。それは芸術である。彼らにとって芸術とは生まれながらにして持っている権利のようなものだ。彼らにとって芸術的感覚とは、直感的に順応できる本能の一種であり、それを表現するために遙か昔より代々その技を伝えてきた。彼らは全身全霊で驚くほど巧妙にその技を使う。彼らは頭のてっぺんから爪先まで芸術家である。手先の器用さにも感心させられるが、しかし彼らの芸術的感覚の鋭さにはさらに感嘆させられる。それは完璧なまでに芸術家である。

パーシヴァル・ローエル(米國) 天文學者



『古事記』や『萬葉集』などの古典に触れると、日本人は古来、すべての生きとし生けるものと感応・交信する藝術的感覚を確かに持っていたことを理解できます。その感性たるや、現代に生きる私たちの想像力をいとも簡單にとび超えてしまうような、まさしくローエルが感嘆、感心した壮大な世界が拡がっています。

この繊細で、鋭くて、壮大な感性を想い出すことが、世界を1つに繋げる非常に重要な鍵になる。そんな氣がしてなりません。

逸見康成 拝
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